31日目 -ホーチミン-

2018/02/11(日)

 

今日は観光せずにぶらぶら。

近所の公園で遊ぶ子供たちを眺めながら木陰で涼んでいます。

 

最近の考えをまとめます。

 

① 収入について

 

ベトナムの大卒の平均初任給、知ってますか?

2.5万円くらいらしいです。

 

日本の新卒初任給の平均は20万円。ベトナムは日本の約8分の1。

ちなみに、大学生のアルバイトは時給75円くらいなのだそう。日本は800-1000円くらいだから10分の1以下。

ストリートフードは1食、100-200円くらい。300円も出せばレストランで食べられます。

 

すごいですね、この違い。正直、びっくりしました。

 

そして、なんだかやるせない気持ちになりました。

 

わたしは日本人なので、普通に学校に通い、普通に働けばベトナム人の8倍のお金がもらえます。生まれた時にはもうすでにそれが保証されています。

 

ただ、「日本人に生まれたから」というだけで。

 

かなり不平等です。

 

わたしが日本人に生まれたのはただの運。

 

この幸運を何かの形で誰かに貢献しなければ、と勝手な責任感が芽生えました。

 

 

 

 

 

ベトナム人と日本人

 

収入が少ないベトナム人が不幸に見えるかといえば、そうでもありません。

 

かなり激しい渋滞や順番待ちの割り込みに対して、イライラした様子は全く見られません。

 

日本人だったら、

渋滞でイライラ。

クラクション鳴らされてイライラ。

割り込まれてイライラ。

電車、バスが時間通りではなくてイライラ。

 

ベトナム人臨機応変さは素晴らしいです。

臨機応変にならなければやっていけない状況がそうさせてるのでしょうけど。

 

この点では日本人の方が不幸かもしれません。

 

また、先日参加した料理教室のベトナム人の先生は、

ベトナムは便利。近所の市場に行けば新鮮なものが買えるし、バイクで引っ張る屋台が家の前までいろいろなものを売りに来てくれる。日本だったらわざわざ出かけないと物を買えないし、市場はほとんどないでしょう。とっても不便だよね」

と言っていました。

 

でもやっぱり、わたしは日本人に生まれてこれて良かったと思います。

外国でも高評価だし、ケータイを置き忘れても戻ってきたり、安心して夜道を歩いたりできる日本が好きです。

(外からの評価って大事)